(PHP 4 >= 4.0.2, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
curl_version — cURL のバージョンを返す
この関数にはパラメータはありません。
以下の要素からなる連想配列を返します。
| キー | 値の説明 |
|---|---|
| version_number | cURL の 24 ビットのバージョン番号 |
| version | cURL バージョン番号を表す文字列 |
| ssl_version_number | OpenSSL の 24 ビットのバージョン番号 |
| ssl_version | OpenSSL バージョン番号を表す文字列 |
| libz_version | zlib バージョンを表す文字列 |
| host | cURL をビルドしたホストについての情報 |
| age | |
| features | 定数 CURL_VERSION_*のビットマスク |
| protocols | cURL がサポートするプロトコル名の配列 |
| feature_list |
全ての既知のcURL機能の連想配列と、それらがサポートされている(true)
もしくはサポートされていない(false) かどうかを示す値
|
| バージョン | 説明 |
|---|---|
| 8.4.0 |
features_list が追加されました。
|
| 8.0.0 |
オプションの引数 age が削除されました。
|
| 7.4.0 |
オプションの引数 age
は推奨されなくなりました。
値を渡すことができますが、無視されます。
|
例1 curl_version() の例
この例では、cURL でどの機能が使えるのかを調べるために
curl_version() の返すビットマスク
'features' を使用します。
<?php
// curl のバージョン配列を取得します
$version = curl_version();
// ビットフィールドを使用して、
// curl の機能を調べます
$bitfields = Array(
'CURL_VERSION_IPV6',
'CURL_VERSION_KERBEROS4',
'CURL_VERSION_SSL',
'CURL_VERSION_LIBZ'
);
foreach($bitfields as $feature)
{
echo $feature . ($version['features'] & constant($feature) ? ' matches' : ' does not match');
echo PHP_EOL;
}
?>